SPARCマシンにNetBSDをインストール
NetBSDをSPARCマシンにインストール
1. ハードウェア
私が使用したのは、SS5
CPU microSPARC 60MHz
MEM 64M
HDD 1.5G+1G
です。
2. 準備
参考にするのは
http://www.netbsd.org/
入れられるOS(SolarisとかSunOSとか)を普通にインストール。動けばバージョンはなんで
もいい。どうせすぐ消すので、最低限のシステムがインストールできればよい。私のSS5にはCD-ROMドライブがあったので、CDを入れる。ディスプレイもキーボードもなかったのでノートパソコンからコンソールで操作。
3. 必要なファイルを取得
miniroot.fs.gzを取得。
私は
ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/NetBSD/NetBSD-X.X.X/sparc/installation/miniroot/
からダウンロード。
gzipなどで解凍。
minirootをswapに書き込む。
dd if=miniroot.fs of=<ディスクの場所> (私の場合/dev/rdsk/sd0b)
swapはディスクのbパーティションなのでbを指定。
(Memo)
一度マシンを落とす。Send Breakしてok画面へ。swapからマシンを起動。
boot disk:b
(Memo)
4. インストール
インストール画面へ。Terminal typeを聞かれる。ディスプレイがある人は”sun”
を選ぶとよいはず (私は”vt100″を選択)。
新規インストールなのかアップグレードなのか聞かれるので、新規(“i”)を選択。
timezoneを入力しろと言われる。とりあえず”?”を入力してみる。適当なものを
選択 (私は”Japan”を選択)。
インストールするディスクを選択。
パーティションを編集するかどうか聞かれる。この時点でちゃんと編集してあ
る人は”No”を選択。(NetBSDのパーティション作成スクリプトは他のほとんど
のOSに比べて不親切なのでこの方が無難かも)
マウントポイントを設定。どのデバイスに何をマウントするかを順番に指定。
終わったら”done”と打つ。
このあと再編集するかどうか聞かれる。”y”を選ぶとviで再編集可能。
ネットワークにつなぐかどうか聞かれる。もちろん”y”を選択。
ホスト名・ドメイン・ネットワークインターフェイス名・IPアドレス・ネット
マスクを入力。
続いてデフォルトルータのアドレス・ネームサーバのアドレスを入力。
/etc/hostsを書くかどうか聞かれる。書きたければ”y”を選択。
どこからインストールに必要なものを持ってくるか聞かれる。私の場合、FTPな
ので”f”を選択して、
IIJ
の
/pub/NetBSD/NetBSD-X.X.X/sparc/binary/sets
からダウンロード。
展開するファイルを聞かれるので、とりあえず全部選ぶ。それでもまだ聞かれ
るので、”n”を選択。
インストールが開始される。終わったらシャットダウン。落ちずにok画面にな
ったら”boot”を入力。
完了。
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