資産形成フェア
公開日:
:
最終更新日:2015/06/01
経済
日経BP主催、マネックス証券などが協賛している資産形成フェアに行ってきました。
金融業を中心とした企業がブースを出して案内すると共に、多くのセミナーが無料で提供されていました。なかなかの規模で、面白いブース・有意義な内容もありましたが、こういった催しはかなり客観的に見るようになってきました。
各社が何を目的にブースを出しているのかも、昔はわかるようでわかっていなかったですが、最近かなり流れがわかるようになってきたように思います。
「金持ち父さん貧乏父さん」シリーズの本では、「平均的な投資家には平均的な情報しか流れてこない」という旨の言葉が書かれていましたが、投資対象が多くのプロの手を経て、評価や調整などされた上で消費者(一般投資家)の手元に届きます。代表と言えるものが大手証券会社などで売られているファンドだったりします。
安全といわれる資産運用や保険、株式投資の始め方などの説明を聞いていると、安心すると共に大きなリターンは非常に見込みづらいものになっていると強く実感します。私も昔は10%程度の利回りが得られれば満足していましたが、今はちょっと興味が湧きづらい状況です。
投資もビジネスも、「何を知っているかよりも、誰を知っているかの方が大事」のようで、一般には出回らない情報で良いものが多くあるなと感じています。中にはひどい話も混ざっているので注意が必要ですが。
そうは言っても、勉強不足のままわからない投資を手がけるよりは少しでも学んだ方が良いですし、時間や労力を割けない場合は銀行などに預けっぱなしよりは安全といわれる投資対象に資金を移動した方が若干良いかとは思います。
これから団塊の世代の方々が退職金として約80兆円を受け取ると言われています。日本はこれまで製造業が中心の国でしたが、アジア諸国を中心とする国々に比べて競争力(特にコスト面)が弱まり、金融の方へシフトせざるを得ない状況です。多くの方々の認識が高まり、賢い資産形成・運用ができればと思います。
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