FreeBSDで無線LANアクセスポイントを構築

FreeBSD-4.6-Release以上がインストールされたPCで無線LANのアクセスポイントを作成します。これで製品化されたアクセスポイントを購入することなく無線LANを利用できます。また、DHCPやNATをはじめ、細かい設定を自由にアクセスポイントに加えることができます

IntersilのPRISM IIをチップセットに用いた無線LANカードと、FreeBSDのwiドライバを用います。wiドライバはIntersil以外にLucentのWAVELANというチップセットにも対応していますが、Intersil以外のチップセットを用いた無線LANカードではアクセスポイントにすることはできません。Ad-Hocモードを使って我慢するか、カードを買い直してください。

対応カードをPCに挿してデバイス"wi0"として認識したのを確認後、管理者権限で下記のように入力してください。

# kldload bridge
# sysctl net.link.ether.bridge=1
# sysctl net.link.ether.bridge_cfg="wi0 xl0"
# sysctl net.inet.ip.forwarding=1
# ifconfig wi0 mediaopt hostap


あと、SSIDやWEP、IPアドレス等はifconfigなどを使って適宜設定してください。